手術からちょうど3か月が経過した。
日常の波に飲み込まれて日々を過ごすうちに
整形を行ったのは遠い昔のことのように感じられる。
病院でもらった抗生物質に関しては
術後1か月近くは塗っていたが
あまり塗り続けるのも逆に良くないような
気がしたのでやめることにした。
ただテーピングだけは2か月ぐらいは
続けてやっていた。
「石化」した鼻についてだが、
術後1か月頃が一番「硬く」感じられ
その後は徐々に柔らかさを取り戻していった。
ただ鼻先に関してはやはり硬さが残っている。
これについては耳介軟骨移植を鼻中隔、
および鼻先に行っているわけなので
仕方がないことだと思われる。
一方、鼻の「つっぱり感」は以前よりは改善されたが、
それでやはり多少は感じられる。
特に何かを食べていて鼻が動いてしまうような時に
違和感を感じることが多い。
このような後遺症は起こらない人もいるだろうが
(手術内容にもよるかもしれない)
中には起こる人もいるはずである。
よって、鼻の整形を行う場合には、
後遺症が残る可能性を考慮に入れて
それでも自分の鼻をなんとかしたい、
というのであれば整形をしてもらいたいと思う。
ちなみに耳介軟骨移植による「耳の傷」だが、
僕は隠しきった。
傷が目立つ間は絶対に他人に
後ろ姿を見せなかったのだ。
人はやる気になれば無理っぽいことでも
意外とできてしまうことを知った。
さて、前置きが長くなったが
左が手術前、右が鼻整形3か月後の画像である。
正面からしか撮影していないので
わかりにくいかもしれないが
手術前に比べて鼻筋が通っている。
術後1か月を過ぎたあたりから腫れがひいて
少しずつ鼻の高さを感じ始めたのだった。
また小鼻縮小の効果により、
鼻翼の幅は小さくなり、
耳介軟骨を移植したことで
鼻の穴がかなり見えにくくなった。
人によってはもっと理想の鼻を追い求める方も
いるかもしれないが僕の場合、
手術前の鼻に比べたら
はるかにまともになっている感じがする。
僕は嬉しかった。
つづく