外は雨が降っていた。
ここは地下鉄4号線「恵化(ヘファ)駅」から
10分程度歩いたところにある
梨花洞(イファドン)という地域。
ほんとは寒くて外に出る気が起きなかったけど
ずっとホテルに籠っているのも体に良くないし
少し歩く方が腫れも早くひくかもしれない、とのことで
はるばるやって来たのだった。
この地域一帯は「路上美術館」と呼ばれ
街の中が数多くのアート作品で溢れている。
特に壁面アートは素晴らしく、
おもわず写真を撮らずにはいられないほど
見事だった。
ここに1時間ほど滞在し、
その後に明洞へ向かった。
明洞を歩いていると多くの屋台が目に付く。
屋台の料理を眺めていると、
どんな味がするのか気になって仕方がない。
買うつもりはなかったが、
思わず買ってしまった・・・
味は日本の焼きそばとはちょっと違っていて
甘めの味付けだった。
正直言うと日本の焼きそばの方が好みかな笑
さらに道を歩いていき「キンパ」のお店へ。
「キンパ」というのは「韓国風のり巻き」のこと。
要するに日本でいう「太巻き」だ。
僕が買ったのは「牛肉キンパ」
このお店のキンパには数多くの種類があり、
韓国語でうまく発音できる自信がなかったので
ネット情報をもとにして、紙にハングルを書き
それを店員さんに見せることで購入できた。
ホテルに戻り晩御飯。
昨日のフライドチキンをおかずにして
キンパを食べる。
日本では普段あまりのり巻きのようなものを
食べない僕だったが
これはなかなか美味しかったように思う。
机の上の鏡で自分の顔を確認してみる。
鼻に関してはまだギプスがついているため、
今どんな感じなのか自分でも全くわからない。
(だから写真を1枚も撮っていない)
ただ気になることが1つ。
それは以前の記事にも書いたが、
目が寄り目になっているということだ。
先生いわく、男性は鼻の皮膚が分厚いのが
一般的なのだそうだが
僕の鼻の皮膚は女性以上に薄いのだという。
したがって真皮を挿入することになったわけだが
「皮膚が薄い人が無理やり目と目の間に
人工物を入れて高さをだすと
目の部分の皮が引っ張られて
寄り目になってしまうのではないか?」
という恐ろしい想像が脳裏をよぎり、
頭から離れなくなってしまった。
僕はネットでこのことについて徹底的に調べ、
鼻の整形で目が寄り目になることは
基本的にはない、という意見を目にしたのだが、
依然として不安は払拭されず
日付が変わってもなおネットで
寄り目について調べ続けていたのだった。
つづく