僕は中高一貫の男子校だったため、
おしゃれに気を使う人間が
周りに多くいたわけではなかった。
近所の床屋で髪を切り、
母親が買ってきた服を何も考えずに着る・・・
それが高校生の頃の僕だった。
髪型は「真ん中分け」で、
当時の僕はそれが結構イケてると思っていた。
高2の夏ぐらいからは大学受験を意識するようになり、
1日に6時間ぐらいは家で勉強していた気がする。
ちなみに僕は理系。
なぜかと言うと国語が嫌いだったから。
高3も終わりを迎え、いよいよ大学受験。
マーチ(MARCH)レベルの理工学部や工学部を
3つ受験したけど結果は全滅。
それもまぁ当然といえば当然。
K塾の記述模試の偏差値は46ぐらいだったからね。
容姿が悪い上に勉強もできない。
僕はこれからどうなってしまうんだろう。
とりあえず僕は大手予備校(S台)に
1年間通うことにしたのだった。