今日は朝食を食べた後、
お昼過ぎまで部屋でテレビを見てまったりしていた。
ちなみに僕が泊まっていたホテルでは
NHKの番組を視聴することができたので
NHKニュースや「ためしてガッテン」などの
生活情報番組ばっかり見ていた。
時刻は15時前。
僕は病院へと向かった。
病院ではまず、3日目に行ったのと同様に
顔の腫れを引かせるための
マッサージを行ってくれた。
それが終わると、通訳さんがやってきて
別の建物に移動。
処置室のようなところに連れていかれ、
椅子に座るように言われる。
座ると何やら看護師さんが驚いている様子。
通訳さんが言うには、
僕の体重が軽すぎるらしい。
そりゃあ、手術直後に高熱が出て
ほとんど何も食べられず、
数日前までウイダーinゼリーとメイバランスしか
摂取してなかったのだから当たり前だ。
ひょっとしたら45 kgぐらいしか
なかったかもしれない。
しばらく待っていると、先生が現れた。
こめかみに貼られた透明テープを剥がされる。
そして左右のこめかみの傷口の抜糸。
ハサミみたいな器具でチョキチョキ切っていく先生。
「良かった・・全然痛くない・・・」
抜糸を終え、胸を撫で下ろしていると、
先生は僕の口の中を念入りにチェックし始めた。
「口の中は大変綺麗な状態です。
傷もふさがっています」
そして通訳さんに何やら話をしている。
しばらくして通訳さんは言った。
「良かったですね、日本で抜糸しなくていいですよ~
これから口の中の抜糸もしてくれるみたいです」
困惑する僕。
「えっ、口の中の抜糸は
術後2週間後じゃなかったの・・・??」
看護師さんは僕の口の中に
棒のようなものをねじ込み、その棒を僕に手渡す。
この状態のまま、
手で棒を固定しておくように僕に言った。
そして、先生が僕の唇をめくって糸を切っていく。
(痛いぃぃぃぃぃ!!!!!)
心の中で絶叫する僕。
そんなのお構いなしに
先生は次々と糸を切っていく。
抜糸すべき箇所はかなり多い。
あまりの痛さに悶絶し、そして僕は
“泣いた”
もちろん僕は男だから嗚咽して泣いたわけではない。
目から勝手に涙が流れてきたのである。
そういえば、輪郭整形体験談を記した誰かのブログには
「口の中の抜糸したけど全然痛くなかったよ~☆」
みたいなことが書いてあったんだけど・・・
「嘘乙(´;ω;`)」
泣きながら僕はそう思った。
(まぁ、おそらく痛かったのは予定より
1週間早く抜糸したからなんだろうけど)
抜糸が全て完了すると
「痛かったね、痛かったね~よしよし」
みたいな感じで通訳さんに慰められた。
男という生き物はいくつになっても子供なのです。。
先生いわく、顔は術後すぐの頃よりも
細くなってきているけど
まだまだ腫れている、とのこと。
また、左右差が少しあるが
これもいずれ改善していくらしい。
こうして病院を後にした僕はホテルへと戻り、
夕食を食べた。
そして久々にお風呂で髪を洗い、荷造りを行う。
いよいよ明日は日本へ帰国する日だ。
僕はこの1週間の思い出を振り返りながら
韓国での最後の夜をすごした。
つづく