「※ただイケ」はある

30歳にて整形手術を受け、人生が一変した男の物語。輪郭整形および鼻整形に関する真実をお話しします。

20代の頃

20代の頃(その5)

投稿日:2016年1月22日 更新日:

計画が成功を収めてから1か月後
にゃんたは亡くなった。

 


享年17歳。

 


僕と母親に優しく撫でられながら
旅立っていった。


最期はさほど苦しまずに逝けたのは
幸いだったのかもしれない。

 


その後、何度か風俗のお世話になった。

 


そして僕は気がついた。


女の人と触れ合うのはこういうことなのかと。

 


風俗はいわば「疑似恋愛」
もちろんそこには本当の恋愛感情など存在しない。

 


しかし、今まで一度も女性を好きになったことが
なかった僕にとっては、何もかもが初めてで
新鮮なものだったのである。

 


「僕も本当の恋愛をしてみたい」

 


そのような気持ちが芽生えてくるのは
当然だったのかもしれない。

 

 

 


さて、ここまでで僕の恥ずかしい
過去の話は終わりだ。


みっともない経験も
すべて僕の財産である。

 


これらの過去がなければ
今の自分は存在しなかったのだから。

 

 


次回の日記からいよいよ本題に入ろうと思う。


僕が経験した「整形手術の真実」を
語る時がついに訪れたようだ。

 

 

→「整形手術へのプロローグ」へ

-20代の頃


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Author:Hopy(ほぴぃ)
◎33歳男性 身長170 cm、体重50 kg
◎性格は普段はおっとり
◎優しいけど優しくない
◎目的を達成するためには
いかなる手段も辞さない
◎「ビューティー・コロシアム」
に出演していてもおかしくないレベルの
ブサイクだった過去をもつ