計画が成功を収めてから1か月後
にゃんたは亡くなった。
享年17歳。
僕と母親に優しく撫でられながら
旅立っていった。
最期はさほど苦しまずに逝けたのは
幸いだったのかもしれない。
その後、何度か風俗のお世話になった。
そして僕は気がついた。
女の人と触れ合うのはこういうことなのかと。
風俗はいわば「疑似恋愛」
もちろんそこには本当の恋愛感情など存在しない。
しかし、今まで一度も女性を好きになったことが
なかった僕にとっては、何もかもが初めてで
新鮮なものだったのである。
「僕も本当の恋愛をしてみたい」
そのような気持ちが芽生えてくるのは
当然だったのかもしれない。
さて、ここまでで僕の恥ずかしい
過去の話は終わりだ。
みっともない経験も
すべて僕の財産である。
これらの過去がなければ
今の自分は存在しなかったのだから。
次回の日記からいよいよ本題に入ろうと思う。
僕が経験した「整形手術の真実」を
語る時がついに訪れたようだ。