「※ただイケ」はある

30歳にて整形手術を受け、人生が一変した男の物語。輪郭整形および鼻整形に関する真実をお話しします。

大学時代

大学生の頃(その2)

投稿日:2015年12月18日 更新日:

入学から数か月経つと化学の実習がはじまった。

 


僕は医療系の学部だったし、
昔から実験に興味があったので楽しみにしていた。

 


実習は3人1組で
「僕」と「気が強そうな眼鏡の女子」
「小柄な女子」の3人のペア。

 


僕はみんなで協力して実習を頑張ろう、
というスタンスだったが彼女達は違っていた。

 


はじめから僕がまるでその場に
存在していないかのように振る舞い
女子2人で次々と実験を進めていった。

 


僕は次第にその様子を眺めていることしか
できなくなっていた。

 


実習は毎週1回午後からだったが、
その日になると昼食が喉を通らない。


実習がある日は大学に行くのが
嫌で嫌でたまらなかった。

 

 


夏ごろになると学祭があった。

 


僕はとあるサークルに所属していたが、
学祭ではそのサークルごとに男女1組がペアになって
一緒に走ったり、縄跳びを飛んだり・・・
といったイベントが行われる。

 


その時の出来事で忘れられない悲しい思い出がある。
ここまで書いてすでに想像がつく方も
いるかもしれないが一応書いておこう。

 


僕とペアになった女の子は
最近サークルに入ったばかりの子で
ほとんど面識はなかった。


これは他のサークルメンバーも同様で、
彼女と面識があったのは元からいる
女子1人だけだったと思う。

 


いよいよイベントが始まる、
というその時、彼女は言った。

 


「別の人とがいい、お願い!」

 


ああ、僕が一体彼女に何をしたと言うんだ。

 


僕は別の男子と変わり、
彼女はその男子とともにイベントを行った。

 


つらい。本当につらい。
なぜ僕はこんな目に遭わなければならないんだろう。

 


思い起こせばこの大学1年の頃が
最も悲惨だった気がする。

 


もうはるか昔のことだけど、
書いてるだけで気が滅入ってくる。。

 


でもこれは全て事実。


僕が実際に経験したことなんだから
書いておかなければならない。

 

 

→「大学生の頃(その3)」へ

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Author:Hopy(ほぴぃ)
◎33歳男性 身長170 cm、体重50 kg
◎性格は普段はおっとり
◎優しいけど優しくない
◎目的を達成するためには
いかなる手段も辞さない
◎「ビューティー・コロシアム」
に出演していてもおかしくないレベルの
ブサイクだった過去をもつ